2018年3月5日月曜日

単身者だから孤独なのではない。酒害にかかれば誰だって孤独になってしまうのだ(断酒寸言集より)

83.単身者だから孤独なのではない、酒害にかかれば
誰だって孤独になってしまうのだ 




 「単身者は孤独だ、それゆえに酒害から立ち直りがたい」と言われる。

 しかし、単身者だから孤独なのだろうか。
妻や子供に背を向けられながら暮らしている酒害者は、家族がいるというだけで孤独でないと言えるだろうか。

 考えてみるがいい。
「単身者」と言われる酒害者の大半は、過去に妻をめとり、子供をもうけていた人である。
それが、妻や子供に見限られ、一家離散という結果になったのではなかろうか。
また、未だ結婚していない人は、やはり、酒ゆえに結婚運が遠のいていったのではなかろうか。
とすれば、孤独の原因は単身だからではなく、酒害であることが判然とする筈である。
だから単身者であっても、毎日楽しく、生活している人がいるのは当然であって、その人が特に人間的に優れているわけではない。
ただ自分の酒害に気がついて酒を断っているに過ぎないのである。

 即ち、断酒家には孤独はないということである。



82.三ヶ月であってもやめてさえいれば褒められる、しかし
たとえ十年やめていてものんでしまえば軽蔑される 




 人生のどん底ともいえる酒害地獄から立ち直った人は、その谷底が深ければ深いほど、高い人格者に変容する。
多くの人がなしえない「断酒」という人生の難事業を継続しているから、その人格が光り輝くのであるが、その人が酒を飲んでいるらしいと噂されるようになっただけで、アッという間に軽蔑の目で見られるようになる。

 だから、この難事業に挑戦し、頑張っているときはたとえそれが三ヶ月でも「偉いわねえ」と褒められるし、三ヶ月やめて死んだ人は永遠に断酒家として語り伝えられるが、十年やめてても飲んで死んだ人は単なる酒害者でしかなくなってしまう。

 要するに、断酒とは死ぬまで継続することに価値があるのであって、途中で飲んでしまえば一文の価値もないということである。 


断酒寸言集「山びこ」(発行者 社団法人北海道断酒連合会)は、昭和61年10月、全日本断酒連盟の第23回全国大会が北海道で 開催されるのを記念して、それまで機関紙に原田ひろしさんが掲載されていたものを一冊の本としてまとめられたものです。
http://shigadansyu.com/page7.html


これをデーター化してくださった滋賀県断酒同友会の皆様
本当に有難うございますm(__)m


そして、この御本を紹介して下さった、
蒼夜さん、本当にありがとうございましたm(__)m

そして、いつも明るいmihoさん、共に感銘して下さって
本当にありがとうございましたm(__)m

わたしは、こんな素晴らしい断酒の同士と知り合えて
本当に幸せです(*^^*)